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近未来バイオSF:「雪の記憶」
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第一章『k-2011』 [ 2 ]

 ――私には、たった一度だけ雪の記憶がある。
 めぐみは時折ふと意識の上に浮上してくるこの考えに、戸惑いと疑問を持ち続けていた。

 2037年、めぐみが生まれた年に起こった大規模な地殻変動は、世界各地の火山活動を伴い、大森林を焼き、いくつかの主要な都市を飲み込んだ。めぐみの住む都市は、かろうじて崩壊は免れたものの、海流の変化や、今もって複雑に変化する偏西風の影響で、四季の変化のない暖かな地域へと変わってしまっていた。現在、世界の都市機能は回復を見せているが、その噴火の影響で都市部の大気には多くの有害物質が含まれるようになっており、地鳴りのような有害物質除去装置の唸り声が鳴り止むことはない。
 噴火でいくつかの密林が焼け、大気温の上昇でいくつかの地域が水没した。森林が少なくなったことによる大気への酸素不足が深刻な問題となったが、10年前には酸素生成プラントが国際科学庁によって開発されている。これで当面の人類の悩みは、不安定な気象が引き起こす自然災害に対してどのように対処するかということと、増えすぎた人口が消費する地下資源を今まで以上にどのようにして節約するかということに収まったようだ。もちろん、そういった激動期が幼い時期と重なっていためぐみにとっては、その事すら学校で教えられたことだったが。

 かつて、めぐみの住む地域でも雪は降っていた。四季の変化の美しい国だったという。だが、もう雪は降らない。
 しかし、めぐみには雪の記憶がある。
 ちらちらと舞い落ちる白い塊は冷たくて、めぐみはその恐ろしいほどの繊細さに幼い心を震わせた。
 ――『ユキ』って言うんだよ。
 優しい声を覚えている。それが、父の声らしい。

 めぐみには明確な父の記憶がない。
 めぐみの手元には数枚の父の写真が残っているが、それはどれも父の若い頃の写真で、結婚前の母との写真や生まれたばかりのめぐみを抱き上げている写真だった。
 写真に写っているその父だという男性は線の細い人で、きっと優しい人だったのではないかと思うのだが、めぐみの母はあまり多くを語ろうとしない。幼い頃、父は科学者で外国で研究を続けているのだと聞いたが、たまに父から来たという手紙を母が読み聞かせてくれるだけで、それが本当に父からの手紙であるという実感はあまりなかった。数年前からはその手紙さえ途絶えている。
 めぐみにも父について知りたいという欲求はある。だが、弱々しい笑顔を見せながら父のことを隠しつづけようとする母を傷つけてまで、自分の欲求を押し通したいとは思えなかった。

 狩野めぐみ、15才。この春、高校をスキップして大学へ進んだ。父の母校であるという自宅から近い大学だ。たった一度の雪の記憶が、めぐみに科学の道を進ませようとしていた。


 大学という場所は雑多で面白い。めぐみと同様スキップして入学した幼い人間から、資格を取ることが趣味で幾つもの大学を卒業してきた人間、一度は就職して自力で学費を作って大学に来た人間まで年齢も経歴も様々だ。当然20代前半で助手として教壇に立つ人間の話を、60にさしかかろうかという立派な紳士が小さな席に体を押し込めて聞くというような不思議な光景も多く見られる。
 めぐみはというと、適度な幼さが同級生の庇護欲をかきたてるらしく、何かといろいろなことを教えてもらい、可愛がってもらっていた。

「狩野、お待ちかねの写真集だ」
 大きな体が隣の席に滑り込んだ。妹分として可愛がってくれる野島修司はめぐみより10も年上だ。10年前ボランティアで海外を飛び回るうちに遣り甲斐を感じてしまい、8年ほど国の援助を受けながらボランティアをやり続けたのだという。人生の先輩としてアドバイスはくれるが、学問に関してはまったくの同級として扱ってくれる、そのスタンスが楽で、めぐみは彼の傍にいるのが好きだった。
「ありがと。お礼は母特製のサンドイッチだよ。野島、好きだろ」
 食べた後は捨てられるようにと、使い捨ての入れ物に入れられたサンドイッチは幾分可愛らしくラッピングしてあったが、野島の体格を考えてボリュームはかなりあった。
「感謝! お前のおふくろさんの料理は美味いからなぁ……」
 野島は大多数の大学生がそうであるように一人暮らしだ。いつも不味いと評判の学食でばかり食べるので、一度めぐみの弁当のおかずを分けてやったら、涙を流さんばかりに感激していた。それ以降、たまにこうして母にお願いして野島のために作ってもらっている。
 めぐみはサンドイッチをぱくついている野島を尻目に、受け取った写真集を袋から引っ張り出し、そっとページをめくった。

 白い大地。厚く降り積もった雪は、重なり合った雪肌の間に透明な藍を含んでいるように見える。
 思わず溜息が出た。野島はそんなめぐみを見て、小さく笑みを浮かべる。
「狩野、お前、雪が本当に好きだな……。実物を見たことはないんだろう?」
 めぐみはちらりと野島の顔を見上げると、首を傾げた。
「そのはずなんだけどね。地殻変動のあった年に生まれたから……」
 ――けれども、私にはなぜか雪の記憶があるのだ。

 灰色の壁。無機質な金属の匂い。冷たい床。黒い服の男。白い雪。曖昧な視界。――そして、声。
 ――『ユキ』って言うんだよ。

 それが何時の記憶であるのか、めぐみにはわからない。

「野島は見たことがあるんだろう?」
 野島はにやりと唇を歪めて見せた。
「もちろん。根雪――万年雪って奴かな、それも見たことあるぜ。雪を水代わりに料理を作ったこともあるしな……」
 へぇ、と感心したような声を漏らしてめぐみが野島を見上げると、得意げに見下ろしている視線に出会った。
 男の顔だなと思う。高校で一緒だった多くの少年とは違う、広い世界を知っている人間の顔。テキストで教えられた気候を数値的に知っている顔ではなくて、それを体感してきた人間の顔。
 ――目覚めた人間の顔、とでも言えばいいのだろうか。自分で転び傷ついて世界の形を知っている顔。
 めぐみは溜息をついた。
 野島を目覚めた人間だとするならば、めぐみの魂はまだまどろんでいる。目覚め、世界を知りたいと思う。だが、微かな不安と母の微笑がめぐみの邪魔をする。

 ――けれども、私は知りたい。知らなければならないと、私の中の何かが言うのだ。

「あぁ、そうだ。野島、旧型オーブンの換気用フィンは外して掃除しても構わないんだよね?」
 頭の中に浮かんだ曖昧な感情を振り払うように、めぐみは野島に尋ねた。ケーキを焼くのに一番手に慣れているからと、未だに騙し騙し使っている旧型のオーブンが最近調子が悪くなっている。温度が上がりすぎるので、換気用のフィンを見てみようと考えた。
「あぁ、普通に外して掃除できるはずだけど。故障したのか?」
 旧型とはいえ、未だ他の国では普通に使われているような品物だ。もしかしたら野島は知っているかもしれないと思ったのだが、予想は当たったらしい。
「温度が上がりすぎるんだ。フィンが回ってなかったみたいに見えたから」
「手伝ってやろうか? 旧式の奴なら何度か自分で修理したことあるから、分かるかもしれないぞ。狩野のおふくろさんにはいつも美味しいものを食べさせてもらっているし……」
 めぐみは不意に、機会があったら野島を夕食にもてなしたいと言っていた母の顔を思い出した。
「いいの? もし、都合がいいなら夕食も一緒にどうだい?」
 夕食、と聞いた途端に野島の顔が輝いた。
「都合はもちろんいいけど、いいのか? 迷惑じゃない?」
 口では一応遠慮してみせる、そういう常識人なところも、嫌味がなくていい。
 約束を取り付けて、めぐみは小さく笑った。学校ではなかなか他の国の話を根掘り葉掘り聞けない。いい機会なので、思いきりその当時の話を聞きたいと、そう思っていた。


 野島は一生懸命肩を丸めていた。そっと手元を覗いてみると、細い隙間に指を入れて螺子を確かめているところだった。
「あぁ、やっぱり、ここがとまってるから開かないんだな……」
 独り言を言うと、器用に螺子回しを差し入れ瞬く間に螺子を取り外した。
「よし、これで開くぞ、と……」
 すっぽりと抜けた換気用の羽根は長年の汚れで煤けている。回転する際に中央の軸と触れ合う部分が特に汚れていた。
「すいません、流しを借ります」
 短く断ると、野島は手早くその汚れを落とし始めた。手付きが慣れていると、不思議なことでめぐみは感動した。
 母はというと、そんなめぐみ達の様子をどこか楽しそうに見つめている。
「本当にごめんなさいね。腕を振るうから、ぜひ夕食を食べて帰られてね……」
 野島は恐縮したように頭を下げて、ただ黙々とオーブンを修理していた。

 修理を終え、部屋に案内するなり、野島は大きく溜息をついた。
「緊張した。お前のお母さんって若いのな……」
 そしてめぐみをしげしげと眺めると、頭を掻いた。
「当たり前か、お前、まだ15なんだもんな……」
 野島に椅子を勧め、おもむろにたまっていた質問を切り出そうとした時、野島の方が先に質問を口に出した。
「親父さんは仕事か?」
 一瞬、めぐみの動きが止まる。どう答えるべきか迷ってしまったのが、そのまま顔に出てしまった。
「――すまん。聞いちゃ、いけないことだったのか?」
 めぐみは小さく笑うと、首を振って見せた。
「いいや。そういうわけじゃない。実は、私、父の顔を知らないんだ……」
 野島は絶句した。
「生きてはいるらしいんだ。私が小さい頃はまだここにいたらしいんだけど、外国で研究をしなきゃならなくて、子供は連れて行けないから、母は私とここに残ったんだ」
 手紙でしか父の記憶はないと答えると、野島は微妙な顔をした。
「すまん。変なことを聞いたな……」
 めぐみは笑った。笑って見せた。そんなことで傷つくような子供ではないのだと、とうにそんなことなど乗り越えてでもいるかのように。
「私はあまり父の記憶がないから、逆に楽なんじゃないかな。母は寂しいと思う。スキップで大学に入学したんだから、母も我慢せずに会いに行けばいいのにって言うんだけど、なかなかね、腰が重くて……」
 痛ましいものを見るように野島はめぐみを見つめていた。野島には分っていた。めぐみの言葉の全てが自分自身を納得させるために紡ぎ出されているものだということを。
「あぁ、でも、声は覚えてるな。――と言っても、それが本当に父のものだという確信はないけど」

 ――『ユキ』って言うんだよ。

 何度も思い出す声の輪郭は曖昧だ。それでも、めぐみはその声を父の声なのだと信じていた。
「雪のことを教えてくれたんだ。――変だと思うだろうけど、私、雪の記憶があるんだ。父がね、降ってくる雪を示して、こう言うんだ。――『ユキ』って言うんだよ、って……」
 野島はじっとめぐみを見つめていた。視線に応えるように見つめ返してめぐみは笑った。
「現実なのか、夢なのかも分からないけどね」
 夢だと考えた方が自然なのだ。
 灰色の壁。無機質な金属の匂い。冷たい床。黒い服の男。白い雪。曖昧な視界。――そして、声。
 生まれた年にもう、雪は降らなくなっていたのだから。
「だから、雪の写真ばかり、見るのか……?」
 躊躇うように野島は訊いた。めぐみはただ笑っていた。扉の隙間から漂ってくる、夕食の匂いが切なかった。
「馬鹿。泣くなよ……」
 初めて、めぐみは自分が泣いていることに気がついた。気が付くと、もう、涙は止めることが出来なかった。そっと、伺うように野島に手が頭に置かれ、躊躇うように触れた後、髪を梳かれた。大きな掌だった。
 ――『ユキ』って言うんだよ。
 記憶の中の声が交錯した。
「ごめんな……」
 何に対してなのか、野島はただ、何度も謝りつづけた。

 食事をしながらの会話はもっぱら野島の海外での生活のことだった。めぐみが質問し、野島が答える。時々、めぐみの母もずいぶん昔、まだ学生の頃に見聞きした外国の話をし、声を立てて笑った。野島は気をつけて父の話に触れないように努めているようで、会話は不自然にも感じられるほど明るく、和やかだった。
『アフリカ南部酸素生成プラント周囲で、大きな山火事が発生した模様です。プラント周囲には大都市はなく、被害は比較的少ないと思われますが、プラントへの影響が懸念されています。現地からの報告によりますと、火事は――』
 つけっぱなしだったニュースから緊迫した声が流れた。野島は不意に黙りこんで、一瞬会話に空白が出来た。
「物騒だな……。まぁ、酸素生成プラントの周囲ならあまり大きな都市はないだろうから、それだけが救いかなぁ……」
 めぐみは独り言のように言った。ぎこちなく母が怖いわねぇと一言だけ言って、チャンネルを替えた。
「お茶にしましょうか。めぐみの煎れる紅茶は美味しいのよ」
 食事もあらかた済み、テーブルを片付けてお茶を入れる準備をはじめていた。そのとき、不意にドアベルが誰かの来訪を告げた。
「誰かしら。こんな時間に……」
 お茶を入れておいてねと母に頼まれて、めぐみは応対に出て行く母の背中を見送った。
「はい……。どなた?」
 小さく声が聞こえる。お湯を沸かすめぐみの隣で、野島はテーブルの上に乗っているカップをしげしげと眺めていた。
「これ、いいカップなんだろう? 俺、よく分からないけどさ……」
 カップ集めはめぐみの母の趣味だ。めぐみの母は手書きのジノリやマイセンの青を好んだ。特に今日は一番のお気に入りのカップばかりを出している。
「母の趣味だよ。父との出会いもカップを選んでいたときらしいから」
「へえ……」
 繊細でそのくせ強い白さを見せるカップは、いつも母の手で綺麗に洗われ、磨かれている。めぐみはポットに母のお気に入りの紅茶を入れ、ゆっくりとお湯を注いだ。美味しい茶を入れることは唯一、めぐみが誇れる技術だった。
「え? どういうことです? いったい、何を……!」
 突然、荒々しくなった母の声に、めぐみは思わず玄関の方を振り向いた。異常を感じた野島が、飛びつくように玄関への扉を開けた。だが、その背中はすぐに驚いたようにその場に立ちすくんだ。

 母を取り囲むような黒服。一様に無表情な彼らからは独特の威圧感が漂うばかりで、際立った特長が見られない。
「ダメ! めぐみ、逃げて! 逃げてっ」
 キラリと男の手で黒いものが光ったような気がした。母は狂ったように両手を広げて男達にすがりついた。
「娘にはあの人の名前すら教えてないのよっ。娘にはもうけして手を出さない、それが約束だったはずでしょう!」
 めぐみは優しく弱い母だと思っていた。いつも、悲しげに笑って、小さく歌を歌っている、それが母の全てだと思っていた。
 だが、そこに居る女は長い髪を振り乱し、鬼のような形相をし、屈強な男達に掴みかかっていた。
「お願い、めぐみを……!」
 母の瞳は野島を捕らえた。母の唇が逃げろと叫んだ。野島は突然身を翻してめぐみを抱きすくめ、乱暴に引きずるようにして裏口を目指し始めた。
「いやだ! 離せ野島。母さん! 母さん……!」
 その腕から逃れようとがむしゃらに暴れた拍子に、ガツンと肘が野島の顔に当たった。
「離せよ!」
「黙れ!」
 初めて聴く低い唸るような声に、思わずめぐみの体は硬直した。
「あの黒服、連合の奴らだぞ! あいつらとかつて取引があったのなら、お前のおふくろさんの判断の方が正しい!」
 硬直しためぐみを乱暴に抱えあげ、野島は恐ろしい速さで走り始めた。背後で、狂ったような母の叫び声が聞こえ、何かの割れる音が響いた。
「逃げてぇ! めぐみ! めぐ……」
 突然、母の声は途絶えた。そして、ドサリという何かが倒れる音がした。
「母さんっ」
 野島の太い腕にすがりつきながら、めぐみはかすれたような声で母を呼んだ。こめかみで鼓動が鳴り響き、揺れる視界の中で家の明かりが不規則な光の筋を残してめぐみの瞳に焼きついた。
「かあさ……」
 めぐみの視界の中で何度も母の狂ったような顔が繰り返された。黒服の男たちは無表情にめぐみを見返し、めぐみの中で闇が踊った。
「くそ……、追いつかれる……」
 小さく舌打ちするような野島の声が耳元で聞こえ、めぐみは抱きかかえられたまま野島を見上げた。額には汗が噴出し、忙しなく辺りを見回しながらも、野島はめぐみを離そうとしなかった。
「野島、私と居ると、野島まで……」
「うるさい!」
 低い声で一喝すると、野島は細い横道に入り込んだ。
「くそ、どこか横道があれば……」
「こっち!」
 不意に横合いから出てきた腕が野島を引っ張る。
「ここから地下に入れる。早く!」
 その声の主が誰なのかもわからず、野島は階段を転がり落ちるように下りた。ガタンと大きな音を立てて扉が閉まると、一瞬周囲が闇にのまれる。直後、ジッっと小さな音を立ててライターが灯された。
「横の壁に抜け道がある。ついてきて……」
 炎に照らされた顔は思いのほか幼かった。日に当たったことのないような青白い肌をライターで照らされた人影は、壁を器用にあけ、二人を押し込むと自分も中に入り込み、ゆっくりと注意深く壁を元通りに閉めた。そして、ロックに使うらしいスイッチを押し、天井にたくし上げてあった黒幕を下ろす。
「少し行ったところに小さな部屋があるんだ。とりあえずそこに移動しよう」
 ようやく床に下ろされためぐみの手を取ったその人影は、薄闇の中で優しく笑ったような気がした。掌は冷たく、だが、柔らかかった。

 小部屋は無機質で、人が住んでいるという気配はあまりない。唯一置かれた長椅子に小さな柔らかな色合いのクッションが置いてあって、そこだけ暖かい印象がした。
「明かりを、点けるね」
 不安を煽らないためだろう、人影は小さくそう告げるとカチリと何かのボタンを押した。薄闇に慣れていた目には痛いほどの光が天井から降り注いだ。
「自己紹介からした方がいいのかな?」
 光の中で、その人影は微笑んでいた。だが、その顔を見つめて二人は声を無くした。
「あなた、誰……?」
 その人影の顔は、あまりにもめぐみに似すぎていた。頼りなげな印象のする細い顎も、切れ長の一重の瞼も、少し色素の薄い薄茶の瞳も、すべて――。

 
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