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オリジナル異世界ファンタジー:「月蝕―Eclipse―11番目の神」
吟遊詩人の唄
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悲しみを知るもの

迷い人よ 舞う砂に惑い 照りつける陽の神ハロの蹄にかかり
枯れ果てた祈りの中に シンシアの雨の腕を夢見るものよ
しばしその歩みを止め 風の音に耳を傾け 頭を垂れよ

迷い人よ 砂で荒れた大地にただ数多に注ぐこの愛は 何処から来たか
祈りさえ果てた大地に 幾度となく繰り返される営みは 何を求めるか

迷い人よ 砂漠を渡る 迷い人よ
風に紛れ古人は語る 砂漠が泣いたその日のことを
迷い人よ 砂漠を渡る 迷い人よ
しばしその歩みを止め 風の唄う その歌を聴け

迷い人よ 舞う砂に惑い 真昼の顎に深く瞳を抉られ
枯れ果てた祈りの中に 夜の星々の優しい囁きを求めるものよ
しばしその歩みを止め 風の音に耳を傾け 頭を垂れよ

迷い人よ 砂で荒れた大地にただ数多に注ぐこの愛は 何処から来たか
祈りさえ果てた大地に 幾度となく繰り返される営みは 何を求めるか

迷い人よ 砂漠を渡る 迷い人よ
風に紛れ古人は語る 砂漠が泣いたその日のことを
迷い人よ 砂漠を渡る 迷い人よ
しばしその歩みを止め 風の唄う その歌を聴け
 

入り江の唄

あなたの愛が終わりを告げても
クラヴィアの紡ぐ運命の糸が切れても
私が愛することを止めなければそこにあなたの入り江があるでしょう
あなたの旅に影が射すなら
死の神ガラの前に跪いてでも
私があなたの船を守り、あなたの行く手を照らしましょう

あなたの愛が終わりを告げても
アルメイダの微笑みに魅入られても
私が愛することを止めなければそこにあなたの入り江があるでしょう
あなたの旅に影が射すなら
マイアにこの身と魂を捧げてでも
私があなたの船を守り、あなたの旅を守りましょう