登場人物紹介
フォルマティオ
砂漠出身(褐色の髪 / 琥珀の瞳 / 焼けた肌)の26歳。右目から頬にかけての大きな引きつれた古い傷跡がある。
14で砂漠を出て東に向かい、17で傭兵になる。9年前にタロンの西の森で瀕死のところをグル親父とアザラに助けられ、それ以来、タロンに寄る際には必ず顔を見せるようにしている。
傭兵さんですから、体はよろしいでしょう。背もそれなりですし、筋肉もかなりついていて、着やせして見えなかったらムキムキマンでしょうね。「私、脱いだら凄いんです」――になってしまいそうな人;
顔は、それほど男前なわけじゃないですが、男フェロモンバリバリで、女性と一部の男性にはモテモテです。多くの女性が一目見るなり「いや〜ん、強そう!」(何が?^^;)と思ってしまい、どこのお宿でもタダで泊めてもらうことができてしまう得な人ですね。ただ、性格が実直なので、その恩恵にはなかなか恵まれないかもしれません;
タロンで泊まることにしている宿『カナリの家』のアザラさんとは、大昔にホニャララがあった仲ですが、お互いに一時の慰めだったことが分かっているので、現在では宿の女将と泊り客という関係でしかありません。大人なのね。
マティス
エクリア出身(肩にかかる銀の髪 / 紫の瞳 /
白い肌)の美貌の17歳。左目を銀の飾りで隠している。本人曰く『気楽な旅芸人』、歌声と舞踏で人を魅了し、大金の山を作るのが得意。
孤児で、魔に魅入られやすい体質をしており左目を封印されている。帝国のエクリヴィアラ神殿に身を寄せていたが、12の時に神殿が焼け、そのまま放浪の旅へ。
現在の所、マティス自身は「僕はオトコノコ」と思っているようですが、周りから見たら、勝気な少女のようにしか見えないかもしれません。
超絶美人ですが、本人にはあまりそういう自覚はありません。逆に、嫌いなタイプに近付かれるので、「こんな顔要らない(泣)」くらい思っているかもしれません。
神官に囲まれて過ごし、女性に優しくしてもらった経験がないので、女性にはものすごく弱いです。微笑んでもらっただけで惚れ、優しくかまってもらっただけで慕ってしまいます; 一種のマザコンのようなものですね。化粧粉の匂いだけでドキドキする、チェリーちゃん;
グル親父
タロンの情報屋。9年前に瀕死のフォルマティオを西の森付近で助けて以来、実の息子のように思っている。
かつては戦士だったグルも、今ではすっかりただの親父(ゴフゴフ;) 体は小さいですが、若い頃は格闘術の名手でした。至るところで浮名を流した人で、今でも各地に隠し子が居るんじゃないでしょうか(笑)
息子を産んですぐに亡くなった奥さんとは大恋愛でしたが、その息子さんも、兵役中に魔物に襲われて死んでしまいました。その一年後、息子が死んだ森の奥で、瀕死のフォルマティオを見つけ、以来、フォルマティオを息子のように思っています。
マイア
ヴァイア出身(黒髪 / 黒い瞳 / 褐色の肌)の16歳。父は漁師だったが、13の時に戦乱で死亡。弟を連れ、姉弟ふたりでエクリアへと逃げてきた。
苦労してきた少女です。ごくごく平凡な心優しい少女で、根が純真です。マティスに出会わなかったら、たぶん、普通に恋をして、普通に家庭を持ち、肝っ玉かあちゃんになっているんじゃないかと。
アザラ
タロンの『カナリの家』の女主人。
子供はいませんが肝っ玉かあちゃんです。周囲の宿の主からも慕われている責任感と義に篤い人で、料理が上手く、客にも傭兵にも町の人にも一目置かれている豪快な女性。若い頃はなかなかの美人でしたが、そろそろ容色は衰えを見せ始めています。それでも内側から滲み出す強さが彼女の美しさを支えています。
トーマ(クラウス)
ルナリア出身(薄い金の髪 / 金に近い瞳 / 白い肌)の13歳。成人前に聖民に選ばれ、過酷な運命を背負う。
成長期の前に聖民となったために、それ以降の成長が遅く、華奢なままです。もともと思慮深い大人しい子供でしたが、聖民になって子供らしい我侭を諦めざるを得なかったために、年齢より老成した印象もあります。内に秘めた情熱は激しく、強い感受性を持った少年でもあります。
エグノア
砂漠出身(褐色の髪 / 琥珀の瞳 / 焼けた肌)の26歳。フォルマティオとは成人の儀式を競った幼馴染。
砂漠最大の街グラカイエの若き長。
ほとんど誕生日が変わらないのに、フォルマティオのほうが2ヶ月も早く成人の儀式(星見で決まるのだ)に招かれたので、その辺がちょっとコンプレックスだったり。しかも、成人の儀式で、フォルマティオには「砂漠を出て、自らの星を捜せ」というお告げが下ってしまったので、実際、成人してからは会ってないのです。
かなり男前な人なんですが、性格が比較的3枚目なので、そこまで熱烈にラブコールされたりはしません。グラカイエの長なので、生まれた時からの許婚が居ます。しかもラブラブです。
イオス
ヴァイア出身(土色の髪 / 黒い瞳 /
浅黒い肌)の24歳。船乗りだが、街々を旅して歩いては博打で路銀を稼ぐ博徒でもある。タオとは博打場で知り合い、そのまま旅は道連れで気ままな旅をしている。
3度の飯より女の子が好きですが、本気になれないので、いつも切ない思いをします。剣の他に鞭や棒術なども得意で、実はゲリラ戦などには最も向いているんじゃないでしょうか。根が博徒なので、いつもスレスレのスリルを楽しんでいる部分があります。
タオ
ハラン出身(金の髪 / 蒼い瞳 /
白い肌)の16歳。ハロンの商船の少年兵だったが脱走して街々でイカサマ博打をしながら旅をしていた。博打場で窮地に陥ったところをイオスに助けてもらい、以来、慕っている。
冒険心が強く、船を抜け出してエクリアに渡ってしまうなど、ハランの教義を破っているにも関わらず、頑固に食事だけは教義を守っている。お調子者で能天気、明るく前向きだが、根は真面目。ハランから持ち込んだ、変な道具をいろいろと持っている。